【必見】知らないと恥ずかしい?!お茶室でのマナー Part2

では今回は前回の続きで、「お茶室でのマナー」、主に、お菓子の頂き方や道具の拝見の仕方についてお話します。

お菓子にも頂き方や道具の拝見の仕方にも注意がありますので、ご紹介していきますね。

 

お菓子を食べるタイミングは・・?

 

 

お茶会に行って困ってしまう場面の一つとして、お菓子を食べるタイミングがあるのでは無いでしょうか?

お菓子を食べるタイミングは平たく言うと、「正客の人が食べたら食べてもいい」です。

具体的に説明していきますね。

お点前が始まると水屋からお運びの人がお菓子を運んできて、頃合いをみて亭主が入室します。

席主から促されたらお正客から順番にお菓子を取っていきます。

 

薄茶のお茶会のときは干菓子が出されるのが一般的ですが、今では薄茶のお茶会でも主菓子が出されます。

上座の客との間の縁外に菓子器が置かれますから、両手で菓子器を持ち上げ、戴いてから自分の正面に移動します。

その際、「お先に頂戴致します」の意味で、隣の人に「お先に」と挨拶するのを忘れないようにしましょう。

そして懐紙を束ごと取り出して膝前に置きます。菓子器に左手を添え、手前の取りやすい位置の菓子を取ります。

懐紙は皿やティッシュペーパーのように使いますので、箸は菓子を置いたら懐紙の端でぬぐってから、鉢の上に元あったように戻します。

自分が取り終わると、次の人に回します。

全てのお客にお菓子が行き渡ると、正客の人が「お菓子頂戴します」の礼をしますので、それに倣って一緒に礼をしてから頂きます。

決して正客の人より先に、食べてはいけません!

※ちなにみ、三千家でもお菓子の頂き方に違いがあるますので、簡単にご紹介します。

「表千家」→亭主は主菓子器を持ち出したときに、一礼し、正客はこれを受けて一礼します(正客以外は礼をしません)。

続いて干菓子器を持ち出したときには礼はありません。

「裏千家」→亭主は主菓子器を持ち出したときに、一礼し、正客はこれを受けて一礼します(正客以外は礼をしません)。

続いて干菓子器を持ち出したときにも一礼します。

「武者小路千家」→主菓子器と干菓子器を正客の前に運び出し、茶道口に戻ってから一礼しますので、客はこれを受けて総礼します。

 

お干菓子の場合は、手で食べてもいいですが、大きい物は割ってから食べるようにしてください。

注意点として主菓子もお干菓子も「ゆっくり食べない」ようにしましょう。

次のお茶の運ぶ事が出来ず、お運びの人が困ってしまいます。

 

お茶の頂き方

 

 

お菓子を食べ終わると、お茶が運ばれます。

お点前さんがお茶を点てるのは、次客までです。

その他の人の分は、お水屋で点てたお茶が運ばれます。

菓子と同様に隣人に「お先に」と言い、亭主には「お点前頂戴いたします」と言って頭を下げて、軽く茶わんを上げ神仏に感謝を示します。

お茶碗は左手にのせて軽く右手を添えますが、この時に特に気をつけたいのは「お茶碗の正面から飲まないこと」です。

お茶碗は出されたときに自分の方に向いているのが正面で絵柄があることも多いです。

亭主は正面を客に向けるが、お客はお茶碗を大切にするため正面を避けて飲みましょう。

「化粧などの油分が正面につき、汚れないように」との配慮です。

飲むのは3口半が理想ですが、前後しても問題はありません。

茶碗を右手で時計回りに二度回しお茶を飲みます。飲み終わる時に、音を立てて吸い切ります。

飲み終わったら右手親指と人さし指で軽く飲み口を拭き、手は懐紙でぬぐいます。

お茶碗は先ほどと反対(半時計)に回して、正面を亭主側に戻して置きましょう。

戻すときにも、三千家で違いがあります。

表千家と武者小路千家は、茶碗を畳のへり内に置きますが、裏千家は畳のへり外に置きます。

千利休から生まれた同じ茶道ですが、細かい所で三千家に違いがあるのは、面白いですね。

 

お茶碗の拝見

お茶が飲み終わったら、お茶碗を拝見してみましょう。

両手をついて茶碗全体を拝見し、次に茶碗を手に取り肘を膝にのせ、茶碗を高く持ち上げないように細部を拝見します。

もう一度両手をついて全体を拝見した後、茶碗を左手の掌にのせ、右手で時計回りに2度回し縁外に置きます。

それが「返します」の合図です。

お運びさんが下げに来たら礼をしましょう。

 

まとめ

 

今回は「お菓子とお茶の頂き方」と「お茶碗の拝見の仕方」について、ご説明しました。

いかがでしたでしょうか? お茶会でのマナーは以上となります。

お茶会に行かれる際に、記事を参考にして頂けますと嬉しいです。

始めて行くお茶会は緊張の連続と思いますが、難しい事はなく、もし作法を忘れてしまったら、他の人の真似をすればいいのです。

そうすれば、自分一人恥ずかしい思いをする事はありません!

そして、しばし時間を忘れゆっくりと流れる時間を五感で感じ取って下さい。

釜のシューという音、お香の香り、季節を表したお菓子・お茶碗を見て、食べて味わう。

少し身が引き締り、どこかすがすがしい気持ちになると思います。

私が「日本人でよかったなぁ」と思う瞬間の一つです。

皆さんにも、そんな瞬間が訪れる事を願っております。

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