知っていて損はない!茶道から学べる美しい日本語-Part2-

皆さん、こんにちは!

今日も暑いですが、週末には台風が来る予報ですね・・。

この台風で少し、暑さも落ち着いてくれたらいいですね。

では、前回の続きで「茶道から学べる美しい日本語-Part2-」です。

ぜひ覚えて欲しい言葉遣いがまだありますので、ご紹介していきます!

 

「お相伴いたします」

この言葉はお茶頂くとき、次客以降の人が使う言葉です。

薄茶が届くと、前のお客に対して「お相伴いたします」と一言添えます。

※「もう一服いかかでしょうか」と尋ねる場合もありますので、臨機応変に使い別けてください。

 

「相伴」という意味は、「従いともなうこと」、「主人を助けて正客の相手をし、ともに接待を受けること、人」という意味があります。

つまり、「正客のおかげで貴重なおもてなしを受けます」という意味で、亭主にもお正客にも感謝を述べる素晴らしい言葉です。

 

大寄せのお茶会など不特定多数の方が集まる席では「共にご馳走になりましょう」という程度の軽い意味であるかもしれません。

しかし、お茶会では正客と相伴客の立場を明確にする大切な言葉です。

お正客があればこそ、共に接待を受けられることに感謝して、「お相伴いたします」と言って欲しいです。

 

この言葉、素敵な言葉だと思いませんか?

是非、会食やパーティに呼ばれた際に主賓の方への挨拶の言葉として使ってみて下さい。

とても魅力的な女性に見えると思いますよ!

 

時候の挨拶もお忘れなく!

 

茶道は季節感をとても大切にしている文化です。

お茶会の時に出されるお菓子や茶器、道具は必ずその季節に合った物を使用します。

なので、最初に亭主と挨拶をする際も、「お招きに預かり・・」のあとぐらいに、季節やお天気に関わる言葉を添えましょう。

「桜が咲き始めて、お花見日和ですね」や「もみじの葉も色づいて、秋らしい日になりましたね」など、その日の様子を伝える事も忘れないようにしましょう。

 

 

「お服加減はいかがでしょうか?」

 

この言葉はお濃茶の時に使います。

正客が濃茶を一口飲み終わった際には、亭主から「お服加減はいかがでしょうか?」と尋ねます。

通常は、「結構なお服加減で・・」と返答して続きを飲みますが、万一、味が悪かった場合は、亭主はその場で濃茶を練り直します。

 

もちろん美味しいお茶を一生懸命に点てるわけですが、お客様の感想を尋ねて味を確認する所に、日本のおもてなしの心を感じます。

 

 

「どうぞ、おしまいください」

 

この言葉は薄茶の時に使います。

薄茶のお点前では、正客から声がかかるまでは、亭主は薄茶を点て続けます。

つまり、お客は望めば何服でも頂いていいのです。

 

正客は「みなさん十分いただいたか」と確認したうえで、お詰めのお茶碗が戻り、亭主が茶碗をゆすいだとろころで

「どうぞおしまいください」と声をかけます。

亭主からは、「おしまいに致します」と改めて挨拶が返ってきますので、おしまいにするお点前をします。

 

ご両器の拝見お願いいたします。

 

 

 

お点前も終盤に差し掛かり、お水差しの蓋が閉まった所で、お正客がこの言葉を言います。

「ご両器」とは薄茶器と茶杓の事を指します。

お正客からこの言葉を言われたら、亭主は静かにうなずきお茶杓と茶器を拝見に出し退席します。

正客は進み出てこれをとってきて茶碗と同じく順次拝見してみなさんに回します。

茶器、お茶杓の順に回ってきますので、拝見してから、次の人へ回します。

この拝見の仕方にも、実は三千家でやり方は異なっています。

今回は、私が習っている武者小路千家の拝見の仕方をご紹介します。

武者小路千家は、正客と次客の間の「お先に」の挨拶は茶器をふたりの間に置いて行われますが、

それ以下では、茶器を間に置かずに、自分の膝前に持ってきたことろで次の客にあいさつします。

両手をついて、全体の姿を拝見し、次に左手を添えて、蓋を右手で取り、これに左手を添えて裏を拝見します。

蓋を茶器の右に置き、身を両手で少し持ち上げて、中の茶の盛り方を拝見し、蓋をして次に送ります。

 

お茶杓の拝見では、茶杓の節より先は持たないようにします。

また、次の客に「お先に」と一礼する「次礼(つぎれい)」はしません。

これは二個以上の器物を続けて拝見に回す場合は、最初のものを回す時だけ次礼をするためです。

お茶杓の拝見の仕方にも、三千家で異なっています。

武者小路千家では、前客から送られてきたら、挨拶をして右手で取り、膝前正面に置き、膝前に両手をついて、全体の姿を拝見します。

続いて右手で茶杓を取り、両手で持ち拝見します。

拝見が終われば畳の縁内、膝正面に置きます。

次の客が茶器を拝見し終わって茶器を次の客に送ったのを見届けてから、右手で畳の縁内、次の客との間に置き、送り礼をします。

 

 

 

まとめ

 

2回に分けて、「茶道から学べる美しい日本語」をご紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?

知っている言葉・知らなかった言葉があるかと思いますが、日常生活の中でも使える言葉ばかりですので、ぜひ覚えて使って欲しいです。

一見難しく見える言葉かもしれませんが、内容を見ると日本の「おもてなしの心」「思いやりの心」が組み込まれた言葉ばかりなので、

使えるようになると、また一段と女性らしく輝けると思います。

茶道では礼儀作法だけでなく、人としての周囲を思いやる心も自然と身に付けれます。

心に余裕がなく、自分の事で精一杯という人は多いかと思いますが、茶道を通して自分自身の精神もコントロールする事が出来ます。

そうした術を身に付け、少しでも自分の心に安らぐ時間があれば、きっと周囲の人に対しても、思いやりの心を持って接する事が出来るのではないでしょうか?

皆さんにも、茶道でほんのひと時、安らぐ時間がありますように・・。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。