日本文化の一つ、茶道の歴史ってとても古いんです。

皆さん、初めまして!

茶道が好きな30代のOLです。

ここでは私が18年近く続けている茶道について、歴史や流派、そして茶道から見えてくる「おもてなしの心」についてお伝えしたいと思います。

 

茶道の歴史は鎌倉時代?? それとも、もっと古い??

茶道の歴史は実はとても古く、その起源は鎌倉時代に遡ります。(お茶を飲む習慣自体は平安時代にあったそうです)

※日本に始めてお茶が入ってきたのは、唐の時代に空海と最澄が中国から持ち帰りましたが、あまり広まる事は無かったそうです。

日本に禅を伝えた栄西という僧が中国からお茶を持ち帰り、九州に植えました。(これが宇治茶の起源と言われています。)

そこからお茶の栽培と飲む習慣が普及していったのです。

そして1214年、源実朝にお茶と共に『喫茶養生記』を献上し武士階級にお茶を広める足掛かりを作りました。

室町時代に入ると、お茶の銘柄を当てる闘茶という一種の博打が流行し、また、本場中国の茶器「唐物」が注目されて、これを使い大金を集ました。

 

そして盛大な茶会 「唐物数寄(からものすうき)を催すことが大名の間で流行しました。

この流行は応仁・文明の乱で茶会どころではなくなった15世紀後半まで続きましたが、

これに対し、足利義政の茶の師匠である村田珠光(むらた じゅこう)が茶会での博打や飲酒を禁止し、亭主と客との精神交流を重視する茶会のあり方を説きました。

そして室町時代の華やかな東山文化のもと、わび茶(=茶道)の源点が出来上がってきます。

 

 

完成させたのが、千利休??

 

 

安土桃山時代になると、堺の豪商:武野紹鴎(たけの しょうおう)とその弟子である千利休が私達が知っている現在の茶道を完成させました。

そして利休が作った茶道は武士階級にも広まり「利休七哲」(りきゅうしちてつ)と呼ばれる高名な弟子達を生んでいきます。
(古田織部や高山右近、細川三斎など七名)

しかし、江戸時代初期はまだ豪商や大名等、一部の人達にしか普及していなかったのですが、

江戸時代中期に入ると経済の発展と共に茶の湯文化も広まっていき徐々に茶道人口が増えていきました。

そして、新規参入者を迎え入れる為に出来たのが三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)を中心とする千家の流派です。
※三千家については、また別の記事で記載しておりますので、そちらをご参照下さい。

しかし、茶の湯の大衆化が進み「わび・さび」に対する理解も次第に変わっていき、美しい石灯篭を「美し過ぎる」といってわざと打ち砕いたり、

割れて繋げた茶碗を重宝していくようになりました。

これらの事から、「茶人」が「変人」と揶揄される事もありました。

「美し過ぎる」からと言って、わざと石灯篭を砕いたり、割れた茶碗を繋げて重宝するなんて、やっぱり発想が違いますね(^-^;

昔の茶人が変人と揶揄されるのも、何となく分かる気がします。(笑)

 

茶道の本来の姿とは?

 

 

このように、大衆化が進み茶人「変人」が揶揄される事もありましたが、茶道本来の姿とは「人をもてなす際に現れる心の美しさ」ではないでしょうか?

現在、三千家と中心とし様々な茶道の流派がありお点前の形態や茶会様式は異なりますが、共通の精神は「人の心をもてなす本質とは?」だと思います。

この「人の心をもてなす本質」をお茶を通して突き進めていく事こそが、茶の道=茶道の姿だと思います。

そして、「目」ではなく「心」で見る美しさこそが、千利休が伝えたかった茶道の本来の姿ではないでしょうか?

こんな話があります。

天下人、豊臣秀吉に対し、利休は「これが見えないのは、心の充足が足りないからだ」と言ったそうです。

秀吉に対し毅然とした態度で物事をはっきり言う利休には、確固たる自信や想いがあったのでしょう。

茶会で亭主がお客様の事を想いながら、季節に合った掛け軸、茶碗、茶花を準備する・・。

お点前をしているほんのひと時の間、日常の喧騒を忘れ、時間がゆっくり流れるのを感じ、釜のお湯が沸く音に耳を傾ける・・。

茶道とは、「人をもてなす」だけでなく、「ありのままの自然の姿を感じる」事も重要です。

とても季節感を大切にしている文化ですので、季節の移ろいを五感で感じ、日々の生活に活力を見出す。

そうする事で、毎日の生活に少し潤いやほっと心が安らぐひと時を作ってくれるのだと思います。

 

最後に・・

 

いかがでしたでしょうか?

茶道の歴史をほんの少しだけ紐解いてみましたが、本当に奥深くそして長い歴史がある日本文化の一つです。

ここでご紹介したのは、ほんの一部ですので興味をお持ちになった方は是非一度調べてみてください。

私自身、まだまだ勉強不足な事が多く、もしかしたらご覧になった方で「それは違う!」と思われる部分もあるかもしれませんが、少しずつ勉強していきますのでご了承下さい。

何よりもお伝えしたいのは、茶道の心は私達現代人に「人を思いやる心」を思い出させてくれるという事です。

私達日本人には心の奥底に「おもてなしの心」があると思います。それは、茶の湯を通して世間を良くしていこうと奮闘した多くの茶人達の心が自然と根付いているのだと思います。

この心を忘れずに皆さんの日々の生活が少しでも豊かになる事を願っています。

 

2 件のコメント

    • 山田様

      こんにちは。

      茶道のおもてなしの心は日本が世界に誇る大切な心だと思います。
      海外に住んでみて、より一層強く感じるようになりました。
      やはり世界から見て日本は「礼儀正しく、丁寧、真面目、そして他人を思いやる心を持っている」という印象が強いようです。
      「日本人でよかった」と思う瞬間がこれまでに何度もありました。

      私達日本人が海外の方から良い印象を持ってもらっている背景には、やはりこの「おもてなし」の心が根底にあるからだと考えています。

      たとえ、日本に住んでいなくても私はこれからもこの「おもてなしの心」を忘れずに過ごして行きたいと思っています。

      今後共、よろしくお願い致します。

      管理人 抹茶子

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