【必見】茶道を習う上で、大切な言葉-Part2-

皆さん、こんにちは!

毎日本当に暑い日が続きますね・・。

海や山などでレジャーが増えるので、熱中症対策は万全にしましょう!

さて今回は「茶道を習う上で、大切な言葉」の続きです。

前回では「一期一会」という言葉の意味・由来について、お話しました。

茶道にはもう一つ知って頂きたい言葉があります。

今回は、そのもう一つ大切な言葉についてお話していきます。

 

「和敬清寂」って聞いた事ありますか?

 

「一期一会」は四字熟語としてもポピュラーなので、ご存知の方も多かったと思います。

ですがもう一つ「和敬清寂」という言葉も茶道を習う上では、とても大切な言葉となります。

実は、私はこの言葉は茶道を習うまで全く知りませんでした。

習い始めてから先生に教わりましたが、この言葉は茶道と深い関わりがあります。

和敬静寂という、4つの言葉の中にお茶の心が込められていると言われています。

茶道だけでなく、日本人として知っておきたい言葉なので、一つ一つ見ていきましょう!

 

 

 

「和敬清寂」の意味と由来

皆さんは「和敬静寂」という四字熟語を聞いて、どのような意味を持つと思いますか?

この言葉は禅の精神によるもので、一般的に私達の生活で使われる言葉での意味は、

「和らいだ心で相手に接し、敬う事の心の持ち方、また穏やかで深く落ち着いたりする様子を表しています。

 

この「和敬清寂」という四文字の中に茶道の精神が込められています。

意味は、主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にすることという意である。特に千家ではこの標語を千利休の定めた「和」、「敬」、「清」、「寂」を表す「四規」として重要視している。(引用元:wikipedia)

 

また、詫び茶の祖といわれる村田珠光が足利義政から茶の精神をたずねられたとき「謹敬静寂」と答えたのを、その志をついだ千利休が一字を改めて「和敬静寂」としたとも言われています。

この四文字には、それぞれ意味があります。

和⇒ 和合、調和、和楽の意
主人とお客が、互いに心を開いて楽しもう。という意味が込められています。

敬⇒ 自己を慎み、他人を尊敬すること
他人を尊重することは、人ばかりではなくすべての物に対しても尊重するということです。

清⇒ 清潔、清廉の義
自分だけでなく、周りも清らかでありなさい。

寂⇒ 静寂、閑寂の意
不要な物を捨て去り、ありのままの自然の姿を愛しなさい。

「和敬清寂」の一文字ずつに意味があり、茶道が華美に流れていく千利休の戒めの言葉と言われています。

意味だけを見ると簡単なものですが、この言葉を理解し実践する事は、とても難しく又奥が深いものです。

 

では、この言葉の由来はどこから来たのでしょうか?

その由来は鎌倉時代に遡ります。

禅宗の宗である栄西によって中国からお茶の葉がもたらされました。

その後、禅宗の思想を反映させてお茶は広まって行くことになるのですが、現在のわび茶の思想を作り出したのは、当時の将軍足利義政公のお茶の先生でもある村田珠光でした。

ある時、珠光に義政公が次のような質問をします。

「茶の湯とは一体何なのか?」と。

すると珠光は次の様に答えます。

「茶の湯では相手に礼を尽くし、尊敬することである。そのような心境になるには心が穏やかでなければならない。」

この言葉を後の安土桃山時代に現れた千利休が、茶の湯の精神を簡潔に表した言葉であるとして、

「和敬清寂」を茶の湯の心得として根付かせ、茶道を完成させて行きます。

そして現代に至るまでこの言葉が茶道の精神として残り、また私達の生活の中にも根付いているのです。

 

 

 

 

お稽古をする時の心構え

2回に渡って「一期一会」「和敬清寂」という、2つの大切な言葉を紹介してきました。

「茶道はおもてなしの心が一番大切」と、先生が常々仰っています。

一見、堅苦く見える文化ですが、私達日本人の中に自然と根付いている精神を表していると思います。

茶会等では、お客様に喜んで頂く為に、亭主は自分を下げて思いつく限りのおもてなしをします。

それは、私達の中に昔からある「謙虚な心」の表れではないでしょうか?

 

また、「侘び寂び」という言葉もあります。

自然を愛しありのままの自然の姿を求める心。

日常生活の中では忘れがちですが、侘び寂びの精神を大切にして自分自身を見つめ直す時間、

そして「一期一会」の心で、「今この瞬間は今しかない」という気持ちを持って、お稽古に臨む。

このような精神で茶道に向き合うと、自分の本質も見えてくる気がします。

 

 

まとめ

今回は「和敬清寂」という言葉について、お話してきました。

いかがでしたか?

「一期一会」という言葉は広く知られている言葉ですが、この「和敬清寂」という言葉も茶道をする上ではとても大切な言葉ですので、併せて覚えておいて下さいね。

知れば知るほど、茶道という文化は奥が深く終わりが見えません。

きっと、どれだけ稽古を重ねて上の許状を頂いたとしても、探求し続けるのでしょう。

私自身、現状に満足する事なく、向上心を持ってお稽古に取り組んでいきたいです。

皆さんの、お稽古の参考になれば嬉しいです。

 

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